ECG-129：answer

　ECG-129：心房細動の心電図です。

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　基線の揺れが、激しいですね。

　特に、心房細動なので、真っ直ぐな基線は、もともと存在しないので、注意が必要です。

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【基線が安定しない心電図は読むに値しない！】

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　新しい法則です。今、考えました。

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　青矢印↑の部分は、PVCのようにも見えます。

　赤矢印↑の部分は、下壁の急性心筋梗塞のようにも見えます。

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　もちろん、どちらも基線の揺れによるノイズに過ぎません。

　よく見ると、V5,6の後半部分も、基線が落ち着いていませんね。

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　ST-T変化を判定する場合には、反復する波形で、同じ形が示されることが、前提です。基線がぐらついてるのに、(臨床診断を)推定するのは、止めましょう。

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　一番良いのは、やり直しです。

　ノイズ除去は、生理機能技師が、一番詳しいです。聞いて下さい。

　また、長めに記録して、安定した部分で判定するのも、有用です。但し、どの部分を安定していると考えるかは、慎重にね。

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