ECG-204：answer(1/3)
90才代の男性で、心不全治療薬を投与されていました。
【薬歴は、現病歴・既往歴に続く、第三の病歴です】
案の定、ACE阻害薬・アルドステロンブロッカー・β-blockerを投与されていました。このような高齢者の心不全症例で、cookbook medicineのように、定番の薬をてんこ盛りにして、施設に返してしまう（大病院の循環器医の在り方）に、けっこう問題を感じております。
そうです、アレなんです。
搬入時の血清カリウム値は、7.9mEq/Lでした。
クリックすると、ECGが拡大します。
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＊ Ｐ波の消失。
＊ 徐脈
＊ ＱＲＳ幅の延長。
＊ なぜだか、QT延長あり。
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あれ、尖りＴ波がありませんね。。
何が起きているでしょうか？
高カリウム血症への対応を行いながら、ちょっと不安がよぎりました。
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Question2：裏にもう一つ隠れているものを、想像して下さい。
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因みに、２年前に記録されていたのが、この心電図です。
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クリックすると、ECGが拡大します。
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