【コラム】この心電図本がすごい!(その3)
【コラム】この心電図本がすごい!(その3)
心電図パーフェクトガイド―初心者からエキスパートまで (循環器臨床サピア)
1,1500円
単行本: 252ページ
出版社: 中山書店 (2010/8/18)
【山下武志:責任編集】
すごい(その1)
お値段が、1,1500円。252page.
今までご紹介した本の約5倍です。
美しい装丁・しゃれた図譜・写真ですが、、、高い。
一ヶ月考えて、病院図書として購入する方針
を選びました。
研修医5人くらいで買って、輪読をお勧めします。
すごい(その2)
専門家ならここを見逃さない(コーナー)
疾患と心電図所見をを著述した後に、専門家の突っ込んだ
視点を紹介しています。
コラムも盛りだくさん、日本の医学書らしいですね。
すごい(その3)
循環器各疾患を、心電図を軸に捉え直しています。
ただの心電図解説本では、ないのですね。
心筋症も、QT延長症候群も、心電図を通して、
理解が深まるようになっています。
循環器教科書@山下武志Dr.なんです。
ここが、この本が〔買うべし!〕のポイントなんです。
山下先生は、多くの著書を出していらっしゃいます。
心電図を超えて、医療哲学(それも実践的な)を語っています。
は、心電図の出てこない不思議な本です。
ぜひ、書店で手にとって見て下さいな。
関係ない注釈:この循環器臨床サピア(シリーズ)は、玉石混交。
よく見て買って下さいね。(主観です)