【コラム】:この心電図本がすごい!(その1)
この心電図本がすごい!(その1)
心電図の本は、ものすごい数がありますよね。
多くの循環器医が、語りたいんですね。
「沢山心電図本があるのは、それだけ身につかないことを意味しています」
と、私のお師匠さんは云われております。
私が、これはすごい!と思った本を紹介しますね。
(NAP Limited ; 武者春樹 著)
¥2,500
2ページ分で、問題の心電図が大きく提示されます。
(せこくないのが、素晴らしい!)
30症例しか有りませんが、それぞれの症例に対し、
◎ 詳しい心電図所見の読み。
◎ 鑑別診断
◎ 心エコー,CAG,CT,Chest-XPなどの多彩な画像所見
で、納得の解説です。
むちゃな読み過ぎもありません。
このブログのように、すっ飛ばした言い切り解説でないところが、素敵です。
フレンドリーな指導医に、丹念に解説して貰える、って感じですね。
このお値段なら、買いですよね。
一応、基礎理論がわかって、実践でがっつりと解読力とセンスを身につけたい方向きです。
聖マリアンナ医科大学・関連病院の先生のようです。
なお、初心者のための
【心電図ポイント30】
と云う、別本があるようですので、御注意を!
Amazonでは、高い中古本のみ(2012/8/23)
正価で、手に入れてね。