ECG-173:answer(2/3)
ECG-173:高カリウム血症の心電図:棚卸しシリーズです。
治療前後の心電図を、提示します。
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=A=
*リスクが多重する70代男性でした。DCM-likeの病態です。
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=B=
*70代女性です。意識障害で来ました。
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=C=
*60代男性です。生活習慣野放図な透析患者さんでした。
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=D=
*80代女性。カリウムの過剰補正でした。
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=E=
*80代女性。食思不振・嘔吐で、搬入でした。
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=F=
*50代男性。
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=G=
*50代男性。HCC終末期。この患者さんのみ、看取りで亡くなる前の高カリウム血症の心電図となっています。
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さて、高カリウム血症となる、前後の心電図を比較すると、あることに気付きます。それは、
【高カリウム血症は、(多くの場合)胸部誘導で診断している】
という事実です。特に(とんがり)T波の認知は、胸部誘導ですよね。
→(多くの場合)は、2015/3/12に、付け加えております。理由は、ECG-174に、書いております。トホホ。
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Answer(3/3)では、胸部誘導所見を、きちんと見てみます。
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このブログが、書籍となりました。醫亊新報社から2015/1/15出版です。
動画をQRコードで、youtubeから参照できます。かなり手を入れました!
おかげさまで、増刷も決定されました。
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