【コラム-066】:心電図検定 公式問題集&ガイド を解いてみる
*** 2016/6/11の追記です。***
この本は、改訂版が出ております。多くのご意見が寄せられたのか、心電図も少し大きくなり、解説部分も親切さが増しております。実際、書店で手に取られて、ご覧下さい。あくまで、試験への(傾向と対策)本として見れば、悪くないと思います。
心電図検定という制度(チャレンジ)が、始まるようです。
第1回は、2015/8/23。おお!来週ですね。
2級、3級の試験があるようです。(初回は、1級試験なし)
受験資格は、医療関係者であろうがなかろうが、OK!です。
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今回、心電図検定 公式問題集&ガイド(2級/3級)今回が発売されて、書店・ネットで購入可能となっております。100題出題されています。
.2018/12/27(これは、改訂されました)
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私のブログにも、純粋な工学系の方が、来訪頂いております。頭脳の(いつも使われるのと)違う部分を鍛えられているようです。
このような方々にも、検定試験は、門戸を開いています。
さて、解いてみました。結果は、、、、、、。
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けっこう、間違いました。赤点ではないですが、満点には遠い。。その言い訳を、今回書いてみます。
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* 引っ掛け問題に、見事に足をすくわれました。
→このブログでもやった内容で、自分でワナにかかっており、言い訳できません(-_-;*)。
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* 心電図が小さすぎる!
21マス=10mm(ex. 2.0mV≒10mm)くらいとなっており、老眼には、厳しい条件です。P波の有無も、デルタ波の有無も、私にはよく見えませんでした。解説の部分で拡大図説明があり、(それは、ないでしょう!)と云いたくなるのもありました。
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* 不整脈解析をするには、心電図の反復(時間)が少なすぎる。
房室ブロックなどは、それなりの長い心電図で判定するのが、望ましいと思っています。数心拍で解釈できて、オレは偉い!というは、ちょっと違いませんか~、と釈然としません。
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* 出題者と解釈が違う!
これは、国家試験問題でも、ゼロには出来ないですね。仕方ない部分があります。(私の方が、間違っている可能性もあるし。。)
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一番の問題点は、心電図が小さいことでした。
本を編集する時には、最終的に編集者の意向が反映されます。この本は、もっと心電図波形を大きくする余地は、十分あったと思われます。でも、美的センス・経済的問題等で、このようになったかと、思われます(邪推かも?)。
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変な結論ですが、私のブログの(心電図がでかい!)は、やっぱり続けよう。CPUパワーが低いと描記速度がイマイチでも、やはりこのままで行こう、と思った次第です。
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=2015/8/25 追伸=
なお、8/23の試験では、問題の心電図の大きさが、この書籍と同じ(小さな)心電図だったようです!受験者が怒っていたようです。
九州から、飛行機で受けに行かなくて、良かったです。。
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